日比友好道路修復事業（2）

フィリピンの国土を南北に縦断する日比友好道路。1960年代の建設当時は道路の線的・量的拡大が最優先政策とされたため、設計の不備や施工不良、管理不足などで急激に道路損傷が進行しました。1990年代には安全で信頼性のある交通手段の確保が重要課題となり、日比友好道路の質的向上が求められていました。この協力（第2期）では、日比友好道路の修復と、橋梁12ヵ所の修復を支援しました。これにより道路交通の効率性の確保を図り、フィリピンの経済発展に寄与しました。