ミンダナオコンテナ埠頭建設事業

フィリピン南部ミンダナオ島のカガヤンデオロ港は、近隣のフィビデック工業団地（日系企業も入居）等の貨物を取り扱うとともに、周辺の農工業拠点とマニラやセブ等の大都市圏やアジア主要国の需要地とを結ぶ主要港ですが、近年は混雑が進み船舶の沖待ち時間が長期化する等、物資の輸送に支障を来していました。そこで同港の混雑を解消し、域内の円滑な物流を推進するために、本事業により同工業団地内に新たなコンテナ埠頭の建設を支援したものです。本事業により、貨物取扱量が増え、周辺の物流が活発化に寄与しました。