環境開発事業

Environmental Development Project

終了案件

国名
フィリピン
事業
有償資金協力
課題
環境管理
借款契約(L/A)調印
2008年9月~
借款契約額
248.46億円

プロジェクト紹介

フィリピンでは、マニラ首都圏を中心に人口の増加、経済活動の活発化等の影響から水不足、水質汚濁、大気汚染、廃棄物排出量の増加等環境問題が深刻で、緊急の対策が必要となっていました。他方、環境分野における設備投資促進のためには、中長期資金が民間企業等に供給されることが不可欠ですが、環境関連事業への投資は一般的に収益を生み難く、投資リスクが高いため、民間金融機関による資金の供給には限りがありました。本協力は、フィリピン全国において、フィリピン開発銀行を通じ、地方自治体、民間企業、政府出資企業、水道区、協同組合に対し、環境分野における設備投資のための中長期資金を融資することにより、環境汚染物質排出の抑制及び生活環境の改善を図りました。その結果、環境改善・保全、居住環境の改善への貢献が認められ、同国の環境保全に寄与しました。

協力地域地図

環境開発事業の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 本事業のサブローンにより建設されたボラカイ島の汚水処理施設 

  • 本事業のサブローンにより建設されたラグナ州の汚泥処理施設 

  • 本事業のサブローンにより建設された東ミンドロ州の小水力発電施設 

  • 本事業のサブローンにより建設されたセブ州の養鶏場換気設備 

関連情報