洪水リスク管理事業(カガヤン川、タゴロアン川、イムス川)
Flood Risk Mgt. Project for Cagayan, Tagoloan & Imus Rivers
終了案件

- 国名
- フィリピン
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 水資源・防災
- 借款契約(L/A)調印
- 2012年3月~
- 借款契約額
- 75.46億円
プロジェクト紹介
フィリピンは世界でも自然災害が多い国の一つで、特に台風・暴風雨と洪水による経済的、人的被害は甚大です。しかし、同国では予算や人員の制約などから、本格的な洪水対策事業が実施された河川流域は特に地方部において限定的で、毎年各地で甚大な洪水被害が生じています。この協力では、大規模な穀倉地や産業成長回廊地帯、経済特区などを抱えるカガヤン川流域、タゴロアン川流域およびイムス川流域における洪水対策の実施を支援しました。これにより、対象地域の洪水被害の軽減を図り、持続的・安定的な経済発展に寄与しました。
【事業の目的】
本事業は、フィリピンのカガヤン川流域、タゴロアン川流域、及びイムス川流域を対象として洪水対策(構造物/非構造物)を実施することにより、同地域の洪水被害の軽減を図り、もって同地域の持続的・安定的な経済発展に寄与するもの。
【事業内容】
1) 土木工事(護岸・堤防・排水施設・遊水地等の建設、掘削工事等)
2) コンサルティング・サービス(詳細設計、入札補助、施工監理、非構造物対策の計画策定・導入支援等)