洪水リスク管理事業(カガヤン・デ・オロ川)

Flood Risk Management Project for Cagayan de Oro River

実施中案件

国名
フィリピン
事業
有償資金協力
課題
水資源・防災
借款契約(L/A)調印
2015年3月~
借款契約額
115.76億円

プロジェクト紹介

フィリピンは、世界でも最も自然災害の多い国の一つです。2011年12月には、北部ミンダナオ地域を中心に熱帯暴風雨センドンが直撃し、被災者約117万人、死者約1,250人という甚大な被害が生じました。なかでもカガヤン・デ・オロ川下流に位置するカガヤン・デ・オロ市は、これまで十分な洪水対策がとられておらず、センドンによってもたらされた上流からの鉄砲水が河川沿いの集落に壊滅的な被害を与えたことから、同地域に対する洪水対策は喫緊の課題となっています。この協力では、同川流域において堤防および擁壁の修繕・建設、川幅の拡大や掘削などの洪水対策を支援します。これにより、同流域の洪水被害の緩和を図り、同地域の安定的な経済・社会の発展に寄与します。

協力地域地図

洪水リスク管理事業(カガヤン・デ・オロ川)の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 河川沿いに市街地が集中するカガヤン・デ・オロ市 

  • 2011年12月の台風被災直後のカガヤン・デ・オロ市内郊外 

  • カガヤン・デ・オロ川河口付近と既存堤防 

  • カガヤン・デ・オロ川下流の狭窄部と既存堤防 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

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