二次系送電網拡充事業
SECONDARY TRANSMISSION LINES AND GRID STATIONS PROJECT
終了案件
- 国名
- パキスタン
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 資源・エネルギー
- 借款契約(L/A)調印
- 1996年3月~
- 借款契約額
- 120.22億円
プロジェクト紹介
パキスタンでは、社会経済の成長に伴い電力需要が増加したため、電力供給量不足と高い電力供給システムロス率(1993年当時24.2パーセント)に悩んでおり、新規電源の開発と送配電設備の拡充増強が喫緊の課題となっていました。この協力では、高圧送電が可能な二次系送電線網の拡充増強(8ヵ所)と変電所の増強(2ヵ所)を支援しました。これにより、安定した電力供給が行えるようになり、停電時間は以前の5分の1程度まで縮小し、送電ロス率は7.26パーセント(2006年)から3.58パーセント(2009年)に改善しました。