ハバラナ・ヴェヤンゴダ送電線建設事業
Habarana-Veyangoda Transmission Line Project

- 国名
- スリランカ
- 事業
- 有償資金協力
- 課題
- 資源・エネルギー
- 借款契約(L/A)調印
- 2012年3月~
- 借款契約額
- 95.73億円
プロジェクト紹介
スリランカは、これまで発電設備への投資を先行してきた結果、基幹送電網の老朽化が進んでいます。送配電損失率は他のアジア諸国と比較しても高く、また、一部の故障が広範囲の供給支障につながるなど、連系脆弱性の問題を抱えています。この協力では、同国北中部州のハバラナから首都近郊のヴェヤンゴダに対する電力供給の重要拠点間において、低損失大容量送電線の敷設、変電所の建設・増強などを支援します。これにより、従来型の送電線と比べて年間約22パーセントの損失率低減が見込まれ、CO2排出量の削減にも貢献が期待されます。