国道主要橋梁建設事業

Major Bridges Construction Project of the National Road Network

終了案件

国名
スリランカ
事業
有償資金協力
課題
運輸交通
借款契約(L/A)調印
2013年3月~
借款契約額
123.81億円

プロジェクト紹介

スリランカでは、道路輸送は同国の経済社会活動に極めて大きな役割を果たしています。一方、国道上の主要橋梁は老朽化が進み、架け替え・新規架橋が必要とされていますが、建設に高度な技術が必要となる橋長30メートル以上の橋梁については十分な施工技術がないことなどから整備が進んでおらず、幅員不足、超過負荷といった問題が同国の円滑な道路輸送を阻害しています。この協力では、日本の優れた橋梁技術を適用した橋梁の架け替え、新規架橋を支援しました。これにより、道路輸送の円滑化を図り、同国の経済成長の促進に寄与しました。

協力地域地図

国道主要橋梁建設事業の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 建設から約100年経つ橋。下部鉄骨部分は、錆によりウエハース状にはがれるように劣化。幅員不足によりバス・トラックなどについては、対面交通が不可能であるため橋の手前で待機する必要がある。 

  • 東部州タンパラ県にある橋。橋脚部分の損傷が激しく、架け替えが必要とされる。 

  • 橋脚部分の損傷が著しい。また、橋脚下部の頭が露出してしまっている。 

  • ウバ州モナラガラにある橋。幅員不足、劣化著しい。また雨季には沈下橋となり通行不可能。 

  • 北部州バウニア県にある橋。100年以上前の橋梁でありひび割れ、大きな穴が開いており損傷が大きい。 

  • 北西部州クルネーガラ県にある橋。通過する国道は、橋梁の前後区間は片側2車線に整備済みであるが、本橋部分のみ2車線(幅員も不足)となっている。 

  • 南部州・国道A2上に建設中の上下4車線の橋梁。周辺のウェリガマ(Weligama)はサーファーなどで賑わうリゾート地。 

  • 冠水しなくなり、通行・輸送障害が解消された。 

  • 拡幅され、橋の前後で交通渋滞が起きなくなった。 

  • 全ての車種が通行できるようになった。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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