農村経済開発復興事業

PRO-POOR ECONOMIC ADVANCEMNET AND COMMUNITY ENHANCEMENT PRO.

終了案件

国名
スリランカ
事業
有償資金協力
課題
農業開発/農村開発
借款契約(L/A)調印
2003年3月
借款契約額
60.10億円

プロジェクト紹介

スリランカの北西部州、北中部州、中部州は、溜池灌漑施設の老朽化による農業用水の不足、農村における雇用機会の減少により、経済発展が遅れていました。また、北・東部州は、20年におよぶ内戦により開発が遅れている地域を有し、農村に帰還民や再定住民を定着させるための包括的な農村復興開発事業が必要となっていました。この協力では、対象地域における灌漑施設のリハビリ、所得向上プログラムの実施などを支援しました。これにより、農村の開発復興、貧困削減、生産性向上、持続的な農業開発に寄与しました。

協力地域地図

農村経済開発復興事業の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • スリランカにおける稲作は播種(ばら撒き)が主流であり収量が低い。ナッチャドゥワ大規模ため池灌漑地区では、写真のようにビニールについている穴の中に種をまいて作った苗を水田に投げる「パラシュート移植法」を導入し、収量増加による農民の所得向上を目指した。 

  • スリランカでは玉ねぎはカレーの必需品であるものの未だ自給を達しておらず、玉ねぎの種子生産増および栽培普及は課題となっている。また、玉ねぎは換金作物でもあることから、アヌラーダプラ県ガレーウェラ郡のカラーオヤ小規模ため池灌漑地区において、農民の生計向上を目的として玉ねぎ種子生産を支援した。 

  • クルネーガラ県ミーオヤ小規模ため池灌漑地区におけるカルアンチアでは、家計消費を中心とする小規模養卵経営を支援し、生計改善に貢献した。なお、スリランカではクルネーガラ県とプッタラム県が養鶏の特産地となっている。 

  • パルカダウェラ大規模ため池灌漑地区における建設中のミーオヤ支流沿いの堰。同事業では北西部州、中部州、中央州の大規模ため池灌漑8地区、中規模12地区、小規模80地区を改修し、パイロットとして北部州および東部州で10ヵ所の改修を実施した。 

  • ラジャンガナヤ大規模ため池灌漑地区にて建設中の用水路流水口。用水路の流水の速度および流水量を調整するためのもの。 

  • 灌漑水路を掘る農民。スリランカでは、灌漑施設の継続的維持管理を促すため「受益農民参加による用水路の維持管理体制」が確立されている。本事業は潅漑施設の改修に農民を動員した他、参加型開発にかかる意識化などのトレーニングも同時に実施した。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

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