イスタンブール上水道整備事業（第2期）

トルコ経済の中心地であり、最大の都市であるイスタンブールは、年々人口が増加しており、水の需要が増加しています。同地域近郊に大きな河川がなく、古くから周辺地域に飲料水を依存していた事情から、水資源の開発が水需要の急増に対応できず、常に慢性的な水不足に悩まされてきました。この協力（第1～2期）では、メレン取水堰の開発、導水路（ボスポラス海底トンネルを含む）、浄水場などの建設を支援しました。これにより、同地域の水供給の安定および給水率向上を図り、同地域住民の公衆衛生の改善に寄与しました。