北部地域導水事業

WATER PIPELINE CONSTRUCTION PROJECT IN NORTHERN TUNISIA

終了案件

国名
チュニジア
事業
有償資金協力
課題
農業開発/農村開発
借款契約(L/A)調印
2004年3月~
借款契約額
80.26億円

プロジェクト紹介

国土の半分が乾燥気候条件下にあるチュニジアでは、降雨量、年間利用可能表流水量が同国北部地域の山間部に偏っているため、一定の降雨量があっても、大チュニス圏などの都市部や農業地帯は水不足に陥っていました。同国政府は、1975年に北部水資源開発マスタープランを策定し、北部地域全体の総合的な水資源開発を進めていました。この協力では、マスタープランに沿った水資源開発の一環として、チュニスより北に位置する3区間の導水管の敷設とポンプ施設の拡張を支援しました。これにより、大チュニス圏および周辺地域への良質な上水・灌漑用水の供給の増強を図り、同地域の人口増加と農業生産拡大が期待されます。

協力地域地図

北部地域導水事業の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • セジュナン貯水池および3重導水管開始点 

  • セジュナンポンプ場と変電所 

  • 導水管と管理小屋。写真手前がこの協力で設置した3本目の導水管。 

  • ジュミンヌ第2ポンプ場の制御パネル。シディムバラク第1制御工からアインゲルラ第2制御工までをコントロール。 

  • ジュミンヌ第2ポンプの動力ポンプ。水色のポンプは「北部地域導水・灌漑事業」、青色のポンプはこの協力にて設置。 

  • ジュミンヌ第2ポンプ場および水撃対策サージタンク 

  • ベジェアウア第3制御工および3重導水管終点 

  • ベジャウア第3制御工でメジェルダ・キャップボン水路に合流。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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