アムブハラ灌漑施設改修事業

Amu-Bukhara Irrigation System Rehabilitation Project

実施中案件

国名
ウズベキスタン
事業
有償資金協力
課題
農業開発/農村開発
借款契約(L/A)調印
2015年1月~
借款契約額
118.72億円

プロジェクト紹介

ウズベキスタンの農地は大半が乾燥地で、多くが近隣の河川の水を利用したポンプ灌漑に依存しています。ポンプ灌漑施設の多くは、旧ソ連時代に建設され、本来の耐用年数(20年程度)を大幅に超え、漏水や故障が頻発し、農業生産量への深刻な影響が懸念されます。また、老朽化した灌漑ポンプ施設は全国の総電力消費量の約2割を占めるほどの電力を消費しています。この協力では、国際的な取り決めにより同国に認められているアムダリア川の取水量の4割以上を使用するアムブハラ灌漑管区において、幹線水路上の既存2ポンプ場の改修を支援します。これにより、農業用水の安定的な供給および改修施設の消費電力量の低減を実現し、農業生産性およびエネルギー効率の向上に寄与します。

協力地域地図

アムブハラ灌漑施設改修事業の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 老朽化が問題となっているソビエト連邦製のポンプ10基。 

  • 協力対象であるアムブハラ灌漑管区の年間水使用量上限は、アムダリア川全体の取水量全体の4割以上にあたる45.8億立方メートルに上る。 

  • ポンプからの漏水により農業用水がロスになっている。また運転時間が延び電力消費の増加にもつながっている。 

  • 鉱物を多く含む水等が原因で羽根車の破損は激しい 

  • 摩耗した羽根車 

関連情報

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

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