ビンズオン省公共交通インフラ改善事業

ベトナムにおける旅客輸送に占める道路への依存度は高く、特にベトナム最大都市であるホーチミン市と隣接するビンズオン省は、ホーチミン市への通勤圏内にあり、著しい人口流入及び急速な都市化が進行しています。このような状況に対し、政府はホーチミン市を南部の経済重点地域とし、今後急増する交通需要に対応するため段階的に交通インフラ開発を進め、質の高い交通モードによる連結性を高めることを方針として掲げています。
本事業は、ビンズオン新都市とスオイティエンターミナル駅を結ぶ幹線道路（ミーフック・タンバン道路）上にフライオーバー、公共交通優先システム（PTPS）、中央分離帯等を整備します。これによって、同省内の増加する交通需要への対応、道路交通の安全性向上及びホーチミン市との連結性向上を図り、もってホーチミン広域都市圏の経済発展への寄与を目指します。

【事業目的】
本事業は、ビンズオン新都市とスオイティエンターミナル駅を結ぶ幹線道路（ミーフック・タンバン道路）上にフライオーバー、公共交通優先システム（PTPS）、中央分離帯等を整備することにより、同省内の増加する交通需要への対応、道路交通の安全性向上及びホーチミン市との連結性向上を図り、もってホーチミン広域都市圏の経済発展に寄与するもの。

【事業内容】
１）ミーフック・タンバン道路上に、フライオーバー建設、歩道橋建設、中央分離帯設置、PTPS設置を行う。
２）コンサルティング・サービス（入札補助、施工監理等）