研修レポート3 ティラピア養殖研修(フェーズ2)

2023年5月1日

プロジェクトニュースでは、能力開発研修の詳細(フェーズ2)を4回に分けてレポートしていまます。今回は、2023年2月6日から10日にかけて開催されたティラピア養殖研修についての詳細をお伝えします。

ティラピア養殖研修は、今回最も多くの参加者を集め、USPのEsaroma氏を講師として迎え、水産省から総勢30名の参加者が集いました。2023年2月6日から10日に南太平洋大学(USP)で実施された講義形式の研修は、主に3つの内容で構成され、研修生は1)ティラピア養殖に必要な栄養学の知識、餌料作成や給餌について、2)種苗生産について、そして3)池の建設について知識を学ぶことが出来ました。さらに、これら講義形式の研修に先駆けて、2022年12月7日から9日に水産省ナンドロロ養殖場にて、そして2023年1月19日から20日にて水産省北部地方事務所(ランバサ市)にて実習形式の研修が開催され、研修生は池の建設・建設サイトの選択方法、利益効率を意識した養殖場管理に関しての実習を受けました。これら実習には、太平洋共同体(SPC)のChinthaka Hewavitharane 博士も講師として参加されました。本研修の参加者は意欲は非常に高く、2023年度開催のフェーズ3の研修に期待する声が多く寄せられました。

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ティラピア養殖研修@南太平洋大学

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餌料メーカー訪問(ティラピア養殖研修)

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池の適地を調査する実習(ティラピア養殖研修)

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水質調査の実習(ティラピア養殖研修)

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太平洋共同体(SPC)のChinthaka博士による講義の様子(ティラピア養殖研修)

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ナンドロロ養殖場での集合写真(ティラピア養殖研修)