キックオフイベントを開催しました

2017年2月22日

2016年7月20日から21日の2日間、インドネシア科学院(LIPI)ボゴール植物園内コンサベーションホール内講堂にて、インドネシア国内の研究者にプロジェクトの開始、内容を周知することを目的として、キックオフイベントを開催しました。

日本側からは、研究代表機関である京都大学生存圏研究所の梅澤俊明教授(本プロジェクト研究代表者)を含め、4名の主要日本人研究者が参加し、インドネシア側からは、本SATREPSの実施機関であるインドネシア科学院(LIPI)次官のProf. Dr. Enny Sudarmonowatiをはじめ、多数のインドネシア研究者が参加しました。

プログラムは、初日に、梅澤教授と本プロジェクトの現地プロジェクトマネジャーであるProf. I Made Sudianaによる全体概要説明、4つのアウトプット別の分科会にてプロジェクトの進め方に関するパネルディスカッションを行った後、本プロジェクトの主要研究施設となるボゴール植物園内トレウブ研究所及びソルガム試験栽培を行っているLIPIチビノン内エコパークを訪問しました。
2日目は、政府関係者や外部研究者を招待し、初日のパネルディスカッションの結果をもとにアウトプット別の行動方針を日本側、インドネシア側の双方より発表しました。

今回のキックオフイベントでは、初日はLIPIプロジェクト関係者を中心に55名、2日目は政府関係者や外部研究者を含めて約110名が集まり、本プロジェクトが大きな関心を集めていることが認識されました。

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キックオフミーティング会場のボゴール植物園内コンサベーションホール

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梅澤俊明教授による概要説明

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LIPIチビノンエコパーク内ソルガム試験栽培場訪問。
本プロジェクトマネジャーであるProf. I Made Sudianaより、ソルガム栽培の現状とプロジェクト関連研究についての説明が行われました。