【モザンビーク】第1回合同調整委員会の開催

2022年3月17日

モザンビークはアフリカ南東部に位置するインド洋に接した共和制国家で、首都はマプト、公用語はポルトガル語です。マプト中央病院内のCOVID-19トリートメントセンターでは、これまで症状が重症化する手前の中等症患者のみを扱っていました。しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大によって増大する医療ニーズに応えるため、重症・重篤患者への治療を開始し、本プロジェクトによる日本の集中治療専門医・看護師からの助言や指導が求められています。

2022年1月28日には、モザンビークでの第1回合同調整委員会(JCC)が開催され、保健省保健人材育成局長やマプト中央病院長、同病院COVID-19トリートメントセンター長及びJICA関係者、プロジェクトチーム等が出席しました。冒頭、マプト中央病院長とJICAモザンビーク事務所所長によるオープニングスピーチの後、日本人専門家から概要を詳しく説明し、これからはじまるリアルタイム型オンライン研修のスケジュールや現地側の参加者等も具体的に決まりました。JCCの締め括りには、保健省保健人材育成局長から「モザンビーク政府として同プロジェクトにできる限りの支援をする」という心強いスピーチがあり、マプト中央病院長からも「本プロジェクトが日本とモザンビークの間の最良の協力となるよう、オーナーシップをもって努力していく」との挨拶があり、プロジェクトは大きく動き出しました。

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