森林参照排出レベル(FREL)レポート技術評価の開始

2018年3月19日

2018年1月にラオス国は森林参照排出レベル(FREL)レポートをF-REDD全面支援の下、気候変動枠組条約(UNFCCC)に提出しました。UNFCCCが選定した土地利用、土地利用変化及び林業(LULUCF)分野の専門家2名から構成される技術評価チーム(AT)が当レポートを評価します。2018年2月に送られてきた質問票に対して回答を送付した上で、TV会議がATとラオス国のFRELレポート作成チーム及びF-REDD専門家の間で持たれました。集中的な技術評価会は2週間のみですが、その後も継続的にEmailで意見交換が続けられています。それらの意見交換をふまえて、ラオス国は5月末までに修正版FRELレポートを提出予定です。修正版FRELレポートを再度ATが評価し、ラオス国と意見交換の後、2018年11月に最終評価レポートが公開されます。

将来、緑の気候基金(GCF)等の成果支払い(RBP)に申請する際には、当技術審査を受けているFRELが排出削減成果の測定・報告・認証のベンチマークとなることからも当活動の重要性がラオス側にも認識されています。

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TV会議を通した技術評価会