モザンビークの中小企業の多くは、国内外の市場における商品の競争力、経営管理能力、生産・品質管理技術等に課題を抱えています。このため、同国政府は2008年に商工省の下に中小企業振興機構(IPEME)を設立し、モザンビークの一村一品(CaDUP)事業を開始しました。同事業によって、地域資源を活用した産業振興がCaDUPイニシアチブとして同国で定着しました。本プロジェクトは、同イニシアチブの下、SME支援モデルの実証を通じた中小企業振興の枠組み、支援コンテンツ及び関係する人材の能力をさらに強化することで、地場産業のエコシステム構築を目指すものです。