プロジェクト巡回訪問

2018年11月21日

11月19日~21日

これまで実施した各関係機関への表敬やプロジェクト紹介・説明・協力要請によって一定レベルの理解を関係者からは得られつつあると考えられますが、理解をさらに深めて信頼を得るための努力は常に必要です。今回の巡回では以下の活動を行い結果が得られました。

サンラザロ病院(SLH)

病院院長も出席のもと、齋藤研究員がプロジェクトの説明とSLHの役割を説明しました。院長からは不明な点について質問がなされたが、最終的には了承を得ることができました。

動物疾病診断検査ラボ(RADDL3)

来年1月から犬狂犬病の新規診断法(ICTキット)の導入に必要な機材について説明し了解を得ました。また、君付研究員は本邦研修に参加したDr. Joelyと新規診断方法導入にかかる活動を開始しました。

カルムピット市(モデル対象地域)

前回、同市訪問時に面会できなかったカルムピット市農業事務所を訪問しました。同事務所はプロジェクト対象地域に指定されることに否定的な姿勢であることが判明し、これを受けて同市市長との再会議を要請しました。また州の保健事務所や獣医事務所とも相談を行いました。

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SLHでの会合の様子

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RADDL3での打ち合わせの様子

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Dr. Joelyと顕微鏡を確認する君付研究員

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カルムピット市農業事務所で説明を行う齋藤研究員