現状分析調査 ステップ1:プロジェクト関係者へのインタビュー調査

2020年1月20日

2019年11月より、プロジェクトの最初の活動として現状分析調査を開始しました。まず、フェーズ1・2から活動を共にしてきた保健社会活動省母子保健局・母新生児課の課員6名に対しインタビューを実施しました。本プロジェクトに対する熱意を知る機会になったと同時に、研修内容や期間について、今後のプロジェクト活動を実施する上での考えや課題について意見を得ることができました。

次に、本プロジェクト直接介入州4州(ティエス州、ジガンショール州、タンバクンダ州、サンルイ州)の、州医務局・病院・大学・州保健研修センター(助産師・看護師の養成機関)・保健センターを訪問し、プロジェクトの目的・活動計画について説明すると共に関係者に対しインタビューを行いました。そこでは、直接介入州として選出されたことに対する期待や意欲の言葉を聞くことができたと共に、フェーズ1・2でこれまで介入していた保健センターとは異なる病院の状況について(分娩・搬送・合併症が多いなど)意見交換を行うことができました。今後、それぞれの州において保健医療行政・病院・教育機関の連携が強化できるよう、現状分析調査結果を基にカウンターパートと具体的な活動計画を検討していく予定です。

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ティエス州医務局長へのインタビュー調査をしている様子

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ティエス州大学医学部にて教務担当者へのインタビュー調査をしている様子

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サンルイ州医務局長へのインタビュー調査をしている様子