JICA海外協力隊経験者(OB・OG)の著書紹介

JICA海外協力隊OB・OGが執筆、編集した書籍を紹介します。
(これらは、全てJICA発行の「クロスロード」で紹介されている書籍です。)
※派遣名称は派遣当時のものです。

2005年

「タンゴの国で盆踊り」

「タンゴの国で盆踊り」

牧田 繁子

「自分の心にぴったりの世界を見つけたい」との思いに駆られ、著者は日系社会シニア・ボランティアとして"タンゴの国"アルゼ ンチンへと向かった。日本舞踊や盆踊りの指導のために日系社会を巡回する中での紆余曲折、日本舞踊発表会までの苦労など、従事した2年間をつづった体験記。(洋泉者  1,400円(税別))

OB/OGの経験職種・国

文化・アルゼンチン

「現代ブータンを知るための60章」

「現代ブータンを知るための60章」

平山 修一

「持続可能な開発と経済発展の両立」を目指す国、ブータン。天然資源が豊富で、多様な背物が生息す自然環境や、深い精神文化、 伝統建築物ゾンの役割の変遷、国王が提唱した「GNH(国民総幸福度)」の思想・・・。ブータンの風土や歴史、社会、文化などを、60のカテゴリーにわたって幅広く開設する。(明石書店 2,000円(税別))

OB/OGの経験職種・国

建築施工・ブータン

「豚国・おきなわ」

「豚国・おきなわ」

平川 宗隆

沖縄そば、ラフテーなどの沖縄料理に欠かせない豚肉。現在、沖縄県中央食肉衛生検査所長として沖縄の食文化を衛生面から支える著者が、沖縄の人々と豚とのかかわりや、豚肉を用いた沖縄独特の料理、豚にまつわる沖縄の民話など、ありとあらゆる側面から沖縄の豚肉文化に迫る。(那覇 出版社 1,500円(税込))

OB/OGの経験職種・国

インド・獣医師

「障害者自身が指導する権利・平等と差別を学ぶ研修ガイド」

「障害者自身が指導する権利・平等と差別を学ぶ研修ガイド」

著者:キャス・ギャレスピー=セルズ、ジェーン・キャンベル 訳者:久野 研二

イギリスで行われてきた「障害者平等研修」の、指導者向けガイドブック。障害者の権利や差別の問題に取り組む「障害平等研修」 を開設し、研修の室を高める指針が示されている。(明石書店 1,500円(税別))

OB/OGの経験職種・国

訳者:マレーシア・理学療法士

「おおらかがいっぱい」

「おおらかがいっぱい」

編者:青年海外協力隊 幼児教育ネットワーク

編者は、青年海外協力隊員として途上国に派遣された保育士・幼稚園教諭の有志で組織する団体。途上国での子育てのあり方や幼児教育の現状、彼ら彼女らの協力隊活動の様子や帰国後のそれぞれの生き方などをまとめた一冊。(青年海外協力協会)

「ヒマラヤ山麓に柔道があった」

「ヒマラヤ山麓に柔道があった」

金子 晃

中身がむきだしの青畳、つぎはぎだらけの柔道着・・・。長い間、民間人が柔道を習うことを禁じていたネパールの柔道の環境は惨憺たるものだった。救いは選手の動きが機敏だったこと。無謀か?ロマンか?青年海外協力隊、シニア海外ボランティアとして、柔道未開のネパールをオリンピックへと導いた日本人柔道家の物語。(文芸社 1,700円(税別))

OB/OGの経験職種・国

ネパール・柔道

「祝祭と暴力 スティールパンとカーニヴァルの文化政治(DVD-video付)」

「祝祭と暴力 スティールパンとカーニヴァルの文化政治(DVD-video付)」

冨田 晃(弘前大学助教授)

スティールパンは1940年頃にカリブ海トリニダート・トバコで発明されたドラム缶製の旋律打楽器。この楽器を生み育んだ祝祭 カーニバルにまつわる歴史、文化、政治、そして暴力をテーマに、米国、日本社会の文化政治とその接合の動態を描写した民族誌。(二宮書店 2,800円 (税別))

OB/OGの経験職種・国

ホンデュラス・造園

「タンザニア民話とティンガティンガ(CD付)」

「タンザニア民話とティンガティンガ(CD付)」

絵:アブダル・A・ムクーラ 文:宇野 みどり

日本発のタンザニア民話の絵本でスワヒリ語の訳文付。挿絵はユニークな画風で知られるタンザニアのティンガティンガ画家ムクーラ氏が特別に描いた。(国際語学社 2,000円(税込))

OB/OGの経験職種・国

文:タンザニア・婦人子供服

「ママになってもいいかな」

「ママになってもいいかな」

石井 孝子

サモアが教えてくれたこと。其れは、多くの日本人がなくしてしまった大切な時間。あれもやりたい、これもやりたいと、子育てには興味のなかった著者が、協力隊員として南の島で生活する中で、これからはもう少し自然体で生きていこうと思い始め、ママになるまでのプチ自伝。 (風媒社 1,050円(税込))

OB/OGの経験職種・国

サモア・臨床検査技師

「ライフワークとしての国際ボランティア

「ライフワークとしての国際ボランティア」

久保田 賢一

協力隊経験を経て留学し、大学教員になった著者は、日本でも途上国の人々とつながりを持ち、周囲を巻き込みながら国際協力の活動を継続してきた。それを「ライフワーク」と捉え、これから国際的な場で活躍したいと考えている若者に、より広い世界に目を向けよう、と啓発し、国際ボランティアへの参加を勧める。(明石書店 1,890円(税込))

OB/OGの経験職種・国

フィリピン・理数科教師

「ぼくは13歳 職業、兵士。」

「ぼくは13歳 職業、兵士。」

著者:鬼丸 昌也 小川 真吾

世界約70カ国に存在するといわれる子ども兵。ウガンダの子ども兵の事例を通して、共生連行されたり、貧困ゆえに自ら志願して兵士になる子どもたちの心の傷を描いたドキュメンタリー。戦闘後に残る思い後遺症から子どもたちを救いたい、という著者の思いと、問題解決のために私たちがしなければならないことが記された、必読の一冊。(合同出版 1,365円(税込))

OB/OGの経験職種・国

小川 真吾(ハンガリー・野球)

「犬死一番の謎」

「犬死一番の謎」

松村 美香

終戦直前、多くの若者が『カミカゼ』と呼ばれる特攻作戦に志願し、片道の燃料だけを積み、南の空に飛び立った。本書は、生き残りながら新しい時代に適応できなかった青年の悲劇と、したたかに生きる女性たちを描いたミステリー小説。開発コンサルタントとして、様々な戦後復興地で仕事をする著者にとって、戦後日本の歴史は、過去から現在へ生きる人間の、普遍的な何かを語るものなのかもしれない。(郁朋社 1,260円(税込))

OB/OGの経験職種・国

タイ・日本語教師

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