国立保健医療・社会開発学校整備計画

終了案件

国名
セネガル
事業
無償資金協力(交換公文(E/N))
課題
教育
交換公文(E/N)署名
2002年6月~
供与額
9.11億円

プロジェクト紹介

セネガルの国立保健医療・社会開発学校は、1992年に設立された同国唯一の公的医療教育機関で、周辺国から留学生も多数受け入れています。しかし必要な研修機材が不足している上、生徒収容力、人材養成機能には限界があり、国内の医療需要を満たす医療従事者を十分に輩出することが困難な状況にありました。この協力では、新しい実習棟の建設、実習に必要な機材の整備などを支援しました。これにより、同国の医療従事者不足が緩和され、間接的に周辺国の医療人材教育にも貢献しました。

協力地域地図

国立保健医療・社会開発学校整備計画の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 本協力の対象である国立保健医療・社会開発学校(以下、ENDSS)。校内から実習等をみる。 

  • 実習棟の中庭。植木鉢が日本とセネガルの国旗に塗られている。 

  • 完工を記念したボード。当時の大統領と大使の名が入っている。 

  • 歯科技工科実習室。休暇中のため教師が物品の点検をしている。ENDSSには看護科など18のコースがあるが、この実習棟が作られるまでは、学生はほとんど実習らしい授業を受けずに臨床の実習に出ざるを得なかった。現在はこの実習棟のおかげで学内実習を十分積んでから臨床実習に出ることができるようになった。 

  • 生徒の作品。 

  • 入口に試験結果が張り出してある。 

  • 検査技師実習室。精密機材には埃塵よけのカバーをかけて管理している。 

  • 図書館。蔵書も日本から寄贈されたものが多い。 

  • 歯科治療室。朝から行列ができる。 

  • 外観。この実習棟はこの地区のシンボル的な存在となっている。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

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