シンズリ道路第四工区緊急復旧計画

The Project for Emergency Rehabilitation of Shindhuli Road(Section 4)

終了案件

国名
ネパール
事業
無償資金協力(交換公文(E/N))
課題
運輸交通
交換公文(E/N)署名
2003年7月~
供与額
4.34億円

プロジェクト紹介

ネパールのシンズリ道路は、首都カトマンズ近郊のドリケルと南部のタライ平野を結ぶ延長160キロメートルの幹線道路です。このうちカトマンズ寄りの第四工区約50キロメートルの区間は、日本の無償資金協力により、1996年から2期に分けて建設が進められていました。しかしながら、2002年7月の記録的な集中豪雨により、多数の土砂崩落や陥没、道路の流失、崩壊などの被害を受けました。日本は、この協力により、被災箇所の復旧・対策工事を行い、シンズリ道路第四工区を全通させるとともに道路の防災機能の強化にも寄与しました。

協力地域地図

シンズリ道路第四工区緊急復旧計画の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 【洪水直後の様子】2002年7月23日撮影 

  • 【洪水直後の様子】2002年7月23日撮影 

  • 【被災部の状況】洪水による道路の流失 

  • 【被災部の状況】洪水による道路の流失 

  • 【被災部の状況】洪水による護岸擁壁崩壊 

  • 【被災部の状況】洪水による護岸擁壁基礎部洗堀 

  • 【完工後】2002年の洪水により河床洗掘を受け流失した道路の構造物を、本計画により擁壁構造物を再構築し、その前面にコンクリート根固め工を設置した。 

  • 【完工後】2002年の洪水により河床洗掘と越流を受け流失した道路構造物を、本計画により道路を山側へ変更すると共に道路の高さを高くし、擁壁構造物を再構築。その前面にコンクリート根固め工を設置した。 

  • 【完工後】2002年の洪水により河床洗掘と越流を受け流失した道路構造物を、本計画により道路を山側へ大きく変更すると共に道路の高さを高くし、擁壁構造物を再構築。その前面にコンクリート根固め工を設置した。 

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