子どものための保健サービス強化プロジェクト

ラオスは保健衛生の各種指標がアジアで最も低い国の一つです。同国政府は、2020年までに乳幼児死亡率を減少させることを目標とし、国民の保健水準の向上を目指していますが、これまで事業の多くを援助機関からの支援に依存してきたことや同国の保健行政自体が縦割りであることから、効率的な保健行政の実施が十分に出来ていない状況でした。この協力では、モデル県と中央レベルにおいて、小児保健サービスを改善するためのマネジメント・システムに関する研修のための情報システムの確立などを支援しました。これにより、モデル県における子どもの健康水準の改善に寄与しました。