バルバドスカリブ災害管理プロジェクト

CARIBBEAN DISASTER MANAGEMENT

終了案件

国名
バルバドス
事業
技術協力
課題
水資源・防災
協力期間
2002年8月~2006年3月

プロジェクト紹介

カリブ海の東側に連なる大小アンティル諸島は、大型ハリケーンなどの災害により大きな被害を受けやすい地域で、経済規模の小さな国が多いことから、自力でこれらの災害に対処することが難しく、同地域の国々は国連の指導のもとカリブ災害緊急対策機関(CDERA)を設立しましたが、人的資源や災害予防に関する技術力の不足といった課題を抱えていました。この協力では、バルバドス、セントビンセント、トリニダード・トバゴの3ヵ国のパイロットサイトにおいて、ハザードマップやコミュニティ防災計画の作成を通じ、地域の技術者の育成を支援しました。これにより、CDERAを中心としたハザードマップとそれを用いたコミュニティ防災計画策定体制が確立され、地域の防災体制の強化に寄与しました。

協力地域地図

バルバドスカリブ災害管理プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • セント・ピーター地区ディストリクト緊急組織の定例会を活用したフォーカスグループ・ディスカッション 

  • バルバドス政府が独自予算により洪水調整池に設置した水位観測機を取り出しているところ 

  • 水位観測機に記録された降雨時の水位を専用の機器で読み取っているところ 

  • パイロット事業対象地であるセント・ピ−ター地区のディストリクト緊急組織会長からの聞き取りの様子 

  • プロジェクトで支援した降雨量観測機で記録された降雨量を読み出すところ 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

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