サラカタ川水力発電所改善計画(第2期)

The Project for Improvement of Sarakata River Hydroelectric Power Station

終了案件

国名
バヌアツ
事業
無償資金協力(交換公文(E/N))
課題
資源・エネルギー
交換公文(E/N)署名
2007年6月~
供与額
7.07億円

プロジェクト紹介

バヌアツでは、石油燃料依存からの脱却を重点目標に掲げ、水力発電への移行を柱としたエネルギー計画を策定し、日本は、1994〜1995年に無償資金協力でルガンビル市への電力供給のために、サラカタ川水力発電所の設置を支援しました。しかし、電力需要増加により同発電所の定格容量では最大電力を賄いきれなくなったことから、この協力では電力供給力の増強(第1期は導水路対策工事とアクセスロードの安全対策工事、第2期は水力発電所増設)を支援しました。これにより、同市に安定して電力が供給されるようになりました。

協力地域地図

サラカタ川水力発電所改善計画(第2期)の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 協力実施前のサラカタ川水力発電所外観 

  • 協力実施後のサラカタ川水力発電所外観。既存建屋の手前に3号水車発電設備用発電所が増設された。 

  • この協力で整備された導水路 

  • 協力実施前の導水管 

  • 協力実施後の導水管。写真左側に3号水車発電設備用の導水管が敷設された。 

  • 協力実施前の導水管(上方から撮影) 

  • 協力実施後の導水管(上方から撮影) 

  • 協力実施前の放水庭 

  • 協力実施後の放水庭。放水庭の半分から先ではほとんど水しぶきは起こらず、放流水はしっかり減速されている。 

  • この協力で変電所に設置された変圧器 

関連情報