南部スーダン基礎的技能・職業訓練強化プロジェクトフェーズ2

Project for Improvement of Basic Skills and Vocational Training in Southern Sudan Phase 2

終了案件

国名
南スーダン
事業
技術協力
課題
教育、平和構築
協力期間
2010年8月~2013年7月

プロジェクト紹介

南部スーダンでは内戦が2005年に終了しましたが、内戦期間中に人材育成がほとんど行われず、復興・開発事業に必要な技能をもった人材の不足が深刻でした。そのため、2006年9月より、人々の復興事業への参画と生活の安定に役立つ技能の獲得を目的とした日本の技術協力「基礎的技能・職業訓練プロジェクト(フェーズ1)」が実施されました。この協力(フェーズ2)では、公的な職業訓練機関やNGOなどの職業訓練機関の自立発展的な職業訓練体制を強化することで、復興・開発ニーズに合わせた訓練の実施を図ります。これにより、訓練終了生の就職および起業機会の拡大に寄与しました。

協力地域地図

南部スーダン基礎的技能・職業訓練強化プロジェクトフェーズ2の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 建設中のジュバ職業訓練センター(写真提供:久野真一) 

  • 訓練中の電気技師たち(写真提供:久野真一) 

  • JICAの支援する、同国の職業訓練を行うNGOの一つ。裁縫のクラス。老若男女、楽しそうに作品を作っている。(写真提供:久野真一) 

  • JICAの支援する、同国の職業訓練を行うNGOの一つ。裁縫のクラス。(写真提供:久野真一) 

  • JICAの支援する、同国の職業訓練を行うNGOの一つ。パン製造のクラスでは、若者が講師の説明を真剣な表情で書きとめている。(写真提供:久野真一) 

  • 同国の公的職業訓練校Juba Multi-Service Traning Center(以下、MTC)内で、「平和構築無償資金協力」で建設中の施設。(写真提供:久野真一) 

  • MTC敷地内で、編み物をする女性たち。広い敷地内は、長閑な時間が流れている。(写真提供:久野真一) 

  • MTCの自動車科で指導する、津山幸一専門家(Tsuyama kouichi)。首都ジュバを含め、道路の舗装率が低く、自動車整備の需要は高い。現在これらの仕事は、近隣諸国の出稼ぎ者で占められている。技術を高め、同国人による経済的自立が急務となっている。(写真提供:久野真一) 

  • MTCの秘書科。熱心にタイプライターをたたく生徒達。(写真提供:久野真一) 

  • 南スーダンの女性が作る、シアバター製品。シアバターの木(アラビア語でLULU)から作られる、石鹸やクリームは化粧品、スキンケア用品として外国でも人気があり、女性の生計向上につながる。(写真提供:久野真一) 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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