道路維持管理能力強化プロジェクト

Project for Improvement of the Road Management Capability

国名
ラオス
事業
技術協力
課題
運輸交通
協力期間
2011年9月~2017年9月

プロジェクト紹介

内陸国のラオスでは、道路輸送の重要性が高いため、道路網の拡大を進めています。2009年には道路維持管理システムを導入し、既設の道路・橋梁の効率的維持管理を図っていますが、このシステムが適切に運用されていないこと、技術レベルが低いことが原因で、維持管理作業は十分行き届いていません。この協力では、サバナケット県とビエンチャン県公共事業・運輸局の維持管理計画の立案能力向上、技術マニュアルやガイドライン類の整備、技術者の能力向上を支援します。これにより対象県の道路・橋梁の維持管理能力の強化を図ります。

協力地域地図

道路維持管理能力強化プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 第1回合同調整委員会の様子。カウンターパート機関の関係者が参加し、プロジェクトのスコープを確認し、PDM(プロジェクト・デザイン・マトリックス)を合意した。 

  • 第1回TWG(テクニカル・ワーキング・グループ)の様子。プロジェクトの進捗報告を行い、関係者間での情報共有を図った。 

  • 損傷の激しい区間の補修を行うパイロットプロジェクトを実施中。パイロットプロジェクト対象区間における事業前の道路の破損状況。 

  • カウンターパート機関およびパイロットプロジェクト受託業者による現地踏査の様子。 

  • サバナケット県(パイロット県)のカウンターパート機関職員を対象に、月例進捗報告会における工事監理セミナーの実施。 

  • パイロットプロジェクトにおいてアスファルト配合設計の技術指導を実施。 

  • パイロット・プロジェクトの実施状況(瀝青安定処理層敷均し) 

  • パイロット・プロジェクトの実施状況(瀝青安定処理層転圧) 

  • カウンターパート機関が委託した民間業者による道路補修の様子。現場では一人の作業員のみを確認。安全管理上の問題がある。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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