マナツト県灌漑稲作プロジェクト フェーズ2

Irrigation and Rice Cultivation Project in Manatuto - Phase 2

終了案件

国名
東ティモール
事業
技術協力
課題
農業開発/農村開発
協力期間
2010年11月〜2015年11月

プロジェクト紹介

東ティモールでは独立後の混乱に伴う農業人口の流出や一部灌漑施設の破壊などにより、農業生産性が低下していました。日本は過去の協力で、マナツト県ラクロ灌漑施設の修復を支援し、同灌漑地域において実証プロジェクトを実施しました。その後実施されたこの協力のフェーズ1では、同地域において水利組織強化と共にコメの栽培方法や種子生産の改善に取り組みました。この協力(フェーズ2)では、フェーズ1の成果を活用・改良し、対象地区におけるコメの生産性の向上を図りました。これにより、改良された灌漑稲作システムの他の灌漑地区への適用に貢献しました。

協力地域地図

マナツト県灌漑稲作プロジェクト フェーズ2の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • プロジェクトサイトの中心となるラクロ灌漑地区(ラクロ取水口)。独立後、日本の資金により修復された。(2003年12月) 

  • ラクロの堆積土砂。ラクロ川は土砂の流入が激しく、取水口、幹線水路がすぐ埋まってしまう。 

  • ラクロの堆積土砂対策。堆積対策として取水口前にフトン篭を設置したところ、取水量は減らずに堆積量が激減し、更に粒径の大きな石の流入がなくなり撤去が楽になった。 

  • ラクロ灌漑地区の水利組織関係活動。水管理の方法、水利組合の仕組みを地元の伝統的権威(村長、集落長、リアナイン:伝統的調停人、マリノ:伝統的水管理人)を集めて話し合っている。 

  • ラクロ灌漑地区の水管理活動。伝統的水管理人と共に、地区内の配水及び排水状況、課題のチェックを行っている。 

  • 伝統的取水施設。木杭と葉っぱで水を導水している。毎週のように流され、作り直している。 

  • 適正化技術試験施工。現地入手可能な資材で、耐久性、土砂の流入が少ない方法を試験施工している。 

  • 改良稲作栽培システムの研修。条植え、除草の研修を実施している。 

  • 簡易農業機械の試行。直播であっても除草ができるように条播きを行うための簡易直播機の試行を行っている。 

  • 堆積のメカニズムについて短期専門家のセミナー。農業水産省灌漑職員のみならずティモール大学教授も参加。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

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