保健人材開発強化プロジェクト

Strengthening Development of Human Resource for Health

終了案件

国名
タンザニア
事業
技術協力
課題
保健医療
協力期間
2010年11月〜2014年11月

プロジェクト紹介

タンザニアでは、保健人材不足が深刻で、公共保健医療機関で必要な保健人材が40パーセントしか配置されていない(2006年時点)状況でした。この協力では、保健人材情報システムと保健人材養成校情報システムの全国普及、5S(整理・ 整頓・清掃・清潔・しつけ)とカイゼン(KAIZEN)を病院管理に取り入れる「5S-KAIZEN-TQMアプローチ」を通じた保健サービス質向上プログラムの強化を支援しました。これにより、保健人材を適切に育成・配置し、質の高い保健医療サービスの提供に寄与しました。

協力地域地図

保健人材開発強化プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • プロジェクトでは、保健人材情報システム(HRHIS)と人材養成校情報システム(TIIS)の開発と普及を支援し、2011年11月には全国関係機関への普及が完了しました。 

  • プロジェクト活動の一環として、国立医学研究所と連携し、5S-KAIZEN-TQMの取り組みが患者満足度や保健人材のモチベーションに与える影響を測るオペレーショナルリサーチを実施しています。 

  • 国公立病院や州・県保健局を対象とした5Sの指導者研修では、講義だけでなく、実習も多く含まれています。写真は、講義で学んだ5Sツールを用いて参加者が5S活動を実習する様子です。 

  • 5S活動を実施中の国公立病院(2012年8月現在47病院)に対し、半年毎に巡回指導チームを派遣し、5S活動の進捗確認とその評価を通じて技術的な助言を行っています。 

  • カイゼン研修にて、QCツールの一つである特性要因図の解説をする石島チーフアドバイザー。 

  • 最も5S-カイゼン活動が進んでいるモデル病院である国立ムベヤ病院は、国内外から多くの見学者が訪れています。院内各部署では、ラベルや色を使った整頓などの5Sツールを駆使した職場環境改善が行われています。 

  • 第一回国家医療の質向上フォーラムでは、プロジェクトが事務局となって開催を支援しました。タンザニア国内外から400名を超える医療従事者、州・県保健局職員、開発パートナー等が参加しました。(2011年11月) 

  • 5S-カイゼンプロジェクトが導入されているゲイタ病院で、病室をチェックしてまわる専門家が、プロジェクト用のテキストを開いて見本を見せる。カイゼンプロジェクトでは「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」の5Sを実行することにより、職場での作業の効率化を目指している。(写真提供:久野 武志) 

  • 5S-カイゼン用のテキスト。プロジェクトの実施されている全国の各病院に配布されている。(写真提供:久野 武志) 

  • 床に貼られたカラーテープにより、各ゴミ箱の定位置と内容物が明確にされている。5S-カイゼンが進んでいる証拠。(写真提供:久野 武志) 

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