開発文書の精緻化に係る技術ワークショップへの参加
2017年3月21日に給水テーマ部会(Water Supply Thematic Working Group、以下TWG)の技術ワークショップに参加しました(注1)。本ワークショップは、これまでに日本人専門家とカウンターパートが協働で開発した文書を、水・衛生セクターのセクター・ワーキング・グループ(Sector Working Group、以下SWG)の下部組織に位置づけられる給水テーマ部会のメンバーに共有し、技術的なインプットをもらうことを目的としています。
今回の技術ワークショップには、SWGの主要メンバーであるアフリカ開発銀行、ユニセフ、国際NGOのWaterAid、インフラストラクチャー省をはじめ、民間の給水事業体、カウンターパート機関のWASAC RWSS(水衛生公社の地方給水・衛生局)などから総勢20名が参加し、プロジェクトが開発した以下の文書の内容について協議し、参加者からインプットを得ました。
(開発文章)
- 1 . 持続的な地方給水サービスの国家ガイドライン
- 2 . モデル入札図書
- 3 . モデル委託契約書
- 4 . モデル委託契約書の中の月報フォーマット
- 5 . 水質管理フレームワーク
- 6 . 地方給水システムの持続性を強化するためのアクションプラン(2016-2018)
今回のワークショップでは時間の都合上すべての開発文書について協議が終了しなかったため、引き続き関係者と協議を重ねながら各文書の最終化を行っていく予定です。
(注1)ワークショップの主催者はSWGの事務局(インフラストラクチャー省)であり、プロジェクト側は共催者との立場でワークショップに参加しました。
カウンターパートによるプレゼンテーションの様子
専門家によるプレゼンテーションの様子
参加者で開発文書をレビューする様子