第三次西ヌサトゥンガラ州橋梁建設計画

インドネシア・ジャワ島東部のロンボク島やスンバワ島などの島々で構成されている西ヌサトゥンガラ州は、人口400万人ですが、経済的発展から取り残され、他地域との経済格差是正が課題となっていました。中でもスンバワ島の南部地域は農業、鉱業、水産業や観光の開発ポテンシャルが高く、周辺の島からの移住政策が進んでいましたが、島内の道路インフラの整備は不十分で、入植移住政策の妨げとなっていました。この協力では、同島南部にラメル橋、テロナン橋、エマン橋、スパン橋など10橋梁の新設を支援しました。これにより、南部地域の幹線道路としての機能向上を図り、周辺住民の生活向上や同地域の経済発展に寄与しました。