シレ川中流域における農民による流域保全活動推進プロジェクト

Middle Shire Catchment Management Activity Promotion Project

終了案件

国名
マラウイ
事業
技術協力
課題
自然環境保全
協力期間
2013年4月~2018年3月

プロジェクト紹介

マラウイ湖の南端からマラウイ南部に流下するシレ川の中流域では、人口増加の影響により森林資源が減少しており、農業生産性の低下などを引き起こしています。日本は、先行プロジェクトで特定型村落研修アプローチを活用した村落研修アプローチの実施を支援し、土壌保全や収量増加を図りました。しかし、同プロジェクトは対象範囲が限られていたため、今回の協力では、農民による流域保全活動の制度化を支援しました。これにより、対象県において流域保全活動が広く実施されることを目指し、対象地域の適切な流域管理の実施に寄与しました。

協力地域地図

シレ川中流域における農民による流域保全活動推進プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 「シレ川中流域における村落振興・森林復旧プロジェクト(COVAMS)」プロジェクト普及対象の「等高線畝立て技術」による土壌保全効果を定量的に検証するためのフィールド試験施設の建設中の様子 

  • 普及員に対するTOTを実施する前に講師となる郡職員に土壌保全研修用マニュアル畝立ての作業の要領を説明する金澤専門家 

  • 等高線畝立てがなされた畑の保水状況。等高線畝立てがきちんとなされると雨が降った場合でも流れることがなく畝間に雨水が保持される。 

  • メイズ畑(SLFによる圃場の展示) 

  • 自然萌芽による植生の回復(育林を始めて2-3年経過) 

  • 植生が回復しつつある森林に野生動物(サル)が戻ってくる 

  • 薪炭確保のための植林・育林(樹齢2-3年) 

  • 収穫を喜ぶ村民。等高線畝立てをおこなった畑からこれまでより多い収穫を得て、脱粒作業もはかどっている。 

  • 本事業において植林が行われた村落 

  • 本事業完了後に新たに植えられた苗木 

関連情報

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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