本邦研修:ダム湖流域管理における市民参加と普及システム
2015年11月26日から12月11日までの約3週間、本プロジェクトの本邦研修が実施され、無事に終了しました。参加した研修員14名は、中央で働く職員から、現場で住民に技術指導する普及員まで、幅広いものとなりました。本研修を通じて学んだ知見を、ホンジュラス国で活かすことができればと専門家チーム一同で研修をフォローしました。
(PROFOCAJON専門家、溝口 航太郎)
今回研修に参加した研修員14名は、本国での所属先が様々でありながら、各々の研修現場において自分なりの問題意識と熱意をもって研修に臨んでいました。本研修を受け入れて下さった皆様に厚く御礼を申し上げるとともに、日本各地で懸命に活動をされている方々には、ぜひとも今後、JICA研修事業の受け入れを前向きにご検討頂ければ幸いです。
(PROFOCAJON専門家(研修業務担当)、佐々木 綾香)
プログラムオリエンテーション(11月26日)
宮ケ瀬ダムの視察(11月27日)
資源エネルギー庁での講義(日本における水力発電の概要)(11月30日)
赤谷森林ふれあい推進センターによる講義(赤谷プロジェクトの概要)(12月1日)
米農家の作業現場の見学(群馬県みなかみ町)12月1日)
カスタネット工場の視察(群馬県みなかみ町)12月1日)
ミネラルウォーターボトル詰め工場の視察(群馬県みなかみ町)12月1日)
舞茸農家の作業現場の視察(群馬県みなかみ町)12月1日)
赤谷プロジェクト活動現場の視察(赤谷の森)12月2日)
赤谷プロジェクト地域協議会との意見交換会(12月2日)
グループ演習(エル・カホン流域での普及)(12月3日)
若手農業普及員との意見交換会(12月4日)
甘楽町役場の表敬訪問(12月7日)
環境保全型傾斜地農業の生産現場の視察1)(椎茸農家)(12月7日)
環境保全型傾斜地農業の生産現場の視察2)(蒟蒻農家)(12月7日)
甘楽町産業課による講義(環境保全型農林業の生産者に対する行政による普及支援の事例)(12月7日)
(株)自然塾寺子屋によるとりまとめセッション(12月7日)
甘楽多野用水土地改良区による講義(環境保全型農林業の生産者に対する協同組合による普及支援の事例)(12月8日)
群馬県西部農業事務所農村整備課による講義(環境保全型農林業の生産者に対する行政による普及支援の事例)(12月8日)
丹生環境保全会による講義・視察(環境保全型農業に取り組む生産者側の事例)(12月8日)
(一財)自然環境研究センターによる講義(JICAと参加型流域管理)
(12月10日)
(独行)農村工学研究所による講義(農業用水利施設を利用した小水力発電)(12月10日)
(有)アールディーアイによるグループ演習(UMC中期普及計画案)(12月11日)
研修報告会(12月11日)