エル・カホンダム森林保全区域のコミュニティ住民参加型持続的流域管理能力強化プロジェクト

Project for strengthening of sustainable watershed management with community participation in the forest protected area of El Cajon dam

実施中案件

国名
ホンジュラス
事業
技術協力
課題
自然環境保全
協力期間
2013年5月〜2016年5月

プロジェクト紹介

日本の有償資金協力と世界銀行、米国開発銀行などとの協調融資により1985年に建設されたホンジュラスのエル・カホンダムのダム湖周辺の土地は保全地域に指定されていますが、森林の劣化・減少、土壌浸食・流出、水質悪化などが問題となっており、自然環境と住民生活との均衡を保ちつつ環境劣化を低減させることが必要となっています。この協力では、対象地域において、住民参加型手法を含む持続的流域管理の知識や技術の実践能力の向上などを支援します。これにより、同地域における持続的流域管理技術の導入に寄与します。

協力地域地図

エル・カホンダム森林保全区域のコミュニティ住民参加型持続的流域管理能力強化プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • パロ・デ・アグア村の農民グループと一緒に。後ろに見えるのはエル・カホンダム湖。プロジェクトが流域管理に携わっているこのダムが、ホンジュラス国内の電力消費量の約25パーセントを供給しています。 

  • マナカル・ドス村でのグループ集会。このグループには、女性が半数近くいますが、発言は男性からばかり。こういった男性優位社会の中で、女性が大勢の人を前に話すということには、とても勇気がいることです。 

  • エル・ヒカロ村の女性たちが村の現状を把握する為に、手作りの地図を作っています。彩り豊かで、素敵な地図。女性たちが作る地図には、彼女たちの生活の中で重要な、水汲みの場所などが描かれていました。 

  • カサ・デ・ピエドラ村の住民集会での一幕。「伝言ゲーム」で、一気に場が和みました。このゲームから、お互いのコミュニケーションの大切さに気が付けてもらえたようでした。 

  • 大ベテランの資源監視員、ターボさん。20数年前にダム湖の底に沈んだ木を切る仕事に関り始めた当時は字が読めませんでした。村人と働く中で勉強の大切さを実感し、学校に。パナマでの研修を誰よりも楽しんでいました。 

  • メセティージャ村では、誰が一番早くトウモロコシの粒をもぎ取れるかの競争です。結果は、左側の女性の勝利。やっぱりオッカちゃんは強い!これはホンジュラスでも共通ですね。 

  • プロジェクトサイトの村々からの代表がパナマの流域管理先進地へ。バホ・ボニート村にコリアンダー畑を訪ねました。「環境保全の大切さを知ってほしい」との熱い語りに、参加者の皆さんの眼差しは真剣そのものです。 

  • 和気藹々の雰囲気でキューリ棚を作るパロ・デ・アグア村の皆さん。「何だこの紐!やけに絡みやがって!」とイライラしていた人の横からさっと手を差し伸べ、作業を手伝っていたのがこの女性です。いい笑顔ですよね。 

  • 改良かまど作りの実演指導をするお母さんの脇から手を伸ばして泥を取り、粘土遊びを始めた女の子。この子たちの未来を少しでも明るくする為に、環境保全に取り組むお父さん・お母さんの姿は、本当に格好いいです。 

  • エルカホン流域管理ユニットの面々。技術者、資源監視員、運転手、秘書、倉庫番、清掃婦、モーターボート操縦士、事務員、法律顧問、研修生、無線交換士などなど総勢40人を超えますが、皆一丸となり頑張っています。 

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