東部アフリカ地域における国際貿易円滑化のための能力向上プロジェクト
Project on Capacity Development for International Trade Facilitation in the Eastern African Region

- 国名
- ケニア
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 経済政策
- 協力期間
- 2013年12月~2017年12月
プロジェクト紹介
人口1億4千万人を抱え域内統合が進展しつつある東アフリカ共同体(EAC)地域(ケニア、タンザニア、ウガンダ、ルワンダ、ブルンジ)は、貿易量が倍増するなど近年著しい経済成長を達成しています。しかし、通関手続に多大な時間を要するうえ、輸出入にかかるコストは欧米の6~7割高いと言われるなど、域内の物流の効率化が課題となっています。日本は、これまで、ワン・ストップ・ボーダー・ポスト(OSBP)運用モデルにかかるパイロット事業を実施し、通関業者などの能力向上を通じた物流の円滑化に取り組んできましたが、この協力では、さらに、OSBPの運用化に向けた法的枠組みやITシステムの整備と通関業者等関係者の税関能力向上を支援しました。これにより、同地域において、貿易円滑化の促進に寄与してきました。