東部アフリカ地域における貿易円滑化及び国境管理能力向上プロジェクト

Project on Capacity Development for Trade Facilitation and Border Control in East Africa

実施中案件

国名
アフリカ地域
事業
技術協力
課題
経済政策
協力期間
2017年12月〜2021年6月

対象国:ウガンダ、ケニア、タンザニア、ブルンジ、ルワンダ

プロジェクト紹介

東アフリカ共同体(East African Community: EAC)は、2000年7月に設立されて以来、加盟国を増やしながら着実に成長してきました。この成長の一因として地域統合・関税同盟をすすめる取組や税関行政の近代化が挙げられています。しかしながら、当該地域は北部回廊の物流の道路輸送への過度の依存、モンバサ港の港湾運営、並びに越境の効率性など、国境通関やインフラ面での課題を抱えています。また、地域内及び地域間の貿易・物流にかかるコストが先進諸国と比較して60−70パーセント高いことが報告されており、貿易円滑化を促進することで投資の誘致、地域のビジネスコストの削減につながり、更なる発展の鍵になるとして広く認識されています。更に、世界的なテロの脅威やサプライチェーンの複雑化を受けて、貿易・税関における安全とセキュリティを確保することが、ますます重要となっています。本協力は、東部アフリカ地域の対象陸路国境においてワンストップボーダーポストの運営及び国境管理のための税関当局の能力強化を行うことにより、国境手続き効率化と国境取締の能力向上を図り、貿易円滑化と、安全と治安環境の確保に寄与します。

協力地域地図

東部アフリカ地域における貿易円滑化及び国境管理能力向上プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • ケニア側ナマンガOSBP国境施設前の記念碑にてケニア国境管理関連機関職員、JICA本部、日本関税局本部及びプロジェクトチーフアドバイザーと 

  • タンザニア側ナマンガOSBP施設の中の様子。手前が入管でケニアの出国手続き→タンザニア側での入国手続きの流れで手続きできるようになっている。その奥は税関手続きで申告荷物の手続きや車両の出入国手続きができるようになっている 

  • ナマンガ共同国境委員会(Joint Border Committee)にてOSBP専門家チームの支援を受けてケニアとタンザニア政府の国境職員がOSBPの効果的運用にかかるモニタリングを議論している様子 

  • IPR(知的財産権)取締にかかるタイ税関でのベンチマークスタディにて話を聞く東アフリカ税関職員(プロジェクト専門家及び東アフリカ共同体(EAC)関税局職員が同行) 

  • IPR(知的財産権)取締にかかる日本でのベンチマークスタディにて関税協会IPRセンターと協力して民間セクター代表者たちとIPR取締にかかるフォーラムを開催 

  • タンザニアにおけるリスクマネジメントの取組にかかる状況確認調査(JICA/WCO共同ミッション)にて、タンザニアの税関システムにかかる説明を聞くWCOリスクマネジメント専門家とプロジェクトチーム 

  • ブルンジで開催されたプロジェクトの第4回地域共同調整委員会(Regional Joint Coordination Committee: RJCC)での議論の様子 

  • WCO/JICAセミナー(国境管理セキュリティプログラム:Programme Global Shied)の研修にて取締機材の説明を聞くルワンダ税関職員 

  • WCO/JICAセミナー(国境管理セキュリティプログラム:Programme Global Shied)の研修にて取締対象物質を特定するテストキットの使い方を習得するウガンダ税関職員と指導するWCOセキュリティ専門家 

  • ナイロビで開催された東アフリカIPR取締機関向け地域セミナーにて日本税関のIPR取締制度を説明する日本人専門家 

関連情報