地方道整備プロジェクトと共同セミナーを開催しました
2019年3月14日、本プロジェクトにおいて、オーストラリア国の支援で国際労働機関(International Labour Organization、略称ILO)が実施する地方道整備プロジェクト(Roads for Development Support Programme、略称R4D-SP)と共同で、「排水カルバートの計画・設計ガイドライン」についてのセミナーを開催しました。参加者は、国務省地方公共事業局の代表者や技術者、R4D-SPスタッフ、農村アクセス改善農林業プロジェクト(Enhancing Rural Access Agro-Forestry、略称ERA-AF)の担当者、道路橋梁治水局のインターンと本プロジェクト専門家チームの総勢53名でした。
同セミナーは、カウンターパートが主体となり、地方の公共事業に携わる技術者と交流することで、本プロジェクト専門家から得た知見及びガイドラインの情報を全国に普及させるための活動の一つです。
同セミナーでは、カウンターパートである道路橋梁治水局の事業計画部と道路建設部に所属する技術者たちが、「排水カルバートの計画・設計ガイドライン」の内容を説明し、これまでケーススタディーを通じてガイドラインを使用し、排水カルバートの設計チェックを行った過程とその結果について発表しました。
本プロジェクト専門家チームは、参加者が内容をきちんと理解しているかを確認するために、セミナーの前後でテストを行い、テストの結果に応じて、指導方法を改善しています。
カウンターパート、R4D-SPと本プロジェクト関係者が開会する様子
本プロジェクト専門家が議論を主導する様子