ガイドライン及びチェックリスト普及のためのワークショップを開催しました
2019年3月15日、本プロジェクトで作成した道路維持管理に係るガイドラインとチェックリストを普及させるため、外部有識者を対象にワークショップを開催しました。参加者は、国務省地方公共事業局代表者、技術者、道路橋梁治水局インターン、大学・高等教育機関の講師、国立石油地質研究所の技術者、国際労働機関が実施する地方道整備プロジェクト及び農村アクセス改善農林業プロジェクトの担当者、土木・工学および地質学の専門知識を有する教育機関の指導者や実務経験者等でした。
同ワークショップは、プロジェクト完了後も、カウンターパートらによりチェックリスト及びガイドラインが持続的に改善されることを目的としており、道路橋梁治水局の技術者及び国立石油地質研究所の技術者が、本プロジェクトで取り組んできた以下のトピックについて発表をしました。
- 道路点検のデータベース
- 国際ラフネス指数(略称IRI)取得方法
- チェックリストを用いた道路維持管理および改修工事の品質確保
- 排水カルバートの計画・設計ガイドライン
- 橋梁洗堀対策ガイドライン
- のり面対策ガイドライン
各発表後、説明内容に関する質疑応答の時間を設け、チェックリストの普及について議論を深めました。
本プロジェクトでは、今後もカウンターパートと外部有識者との技術交流を推進し、全国にガイドライン及びチェックリスト等の情報を発信していきます。
カウンターパートが開会する様子
参加者と議論する様子