モンゴルにおける家畜原虫病の疫学調査と社会実装可能な診断法の開発プロジェクト
The Project for Epidemiological Studies on Animal Protozoan Diseases in Mongolia and Development of Effective Diagnostics Measures
実施中案件
- 国名
- モンゴル
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 農業開発/農村開発
- 協力期間
- 2014年6月~2019年5月
プロジェクト紹介
モンゴルでは、畜産が重要な産業でありながら、畜産農家の殆どが遊牧生活を営む零細経営であり、生産性や収益性の低さが課題となっています。家畜の生産性や収益性向上の為に重要な家畜疾病対策は、日本を含めたドナーによる協力を通じて知見が蓄積され、独力である程度の診断と治療が実施できる水準となってきていますが、家畜原虫病は、なお大きな問題として残っています。この協力では、共同研究による疫学調査および簡易迅速診断法の開発などを支援します。これにより、同国獣医学研究所の家畜原虫病(トリパノソーマ病、ピロプラズマ病)の早期摘発および予防・対策のための研究開発能力の向上に寄与します。