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公平な教育振興プロジェクト

Project for Promoting Education with Equity and Quality(PEEQ)

終了案件

国名
モロッコ
事業
技術協力
課題
教育
協力期間
2014年9月~2018年9月

プロジェクト紹介

モロッコでは、基礎教育普及を目指す教育改革を実施してきており、これまで日本の有償資金協力や技術協力により基礎教育のアクセス改善並びに学校環境改善を支援してきました。同国教育省の主導で、教育現場の改革が推進されてはいるものの、政策が現場に十分に浸透し、教育現場が改善される段階には至っていません。この協力では、教育の質における学校間の格差、教育へのアクセスにおける格差に焦点を当て、それら格差を緩和する施策を地方教育委員会(AREF)自らが開発・実施できるような支援を実施し、これにより、同国内での教育格差を緩和する施策を展開しました。

1)上位目標
域内教育格差を緩和する施策が対象 AREF 内の他中学校およびモロッコ国内他州にて展開される
2)プロジェクト目標
国民教育・職業訓練省が、域内教育格差の緩和に取り組む AREF を、支援できるようになる
3)成果
成果1 
学習達成度の学校間格差に、AREF が取り組む施策が開発される
成果2
就学の中学校区間の格差に、AREF が取り組む施策が開発される
成果3
AREF 内の他県への施策継続及び MENFP による他州展開の準備が整う

協力地域地図

公平な教育振興プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • ワークショップを開催し、プロジェクトの具体的な計画を、日本側とモロッコ側とで共同で策定した。 

  • 国民教育・職業訓練省次官を議長とする第1回合同調整委員会(JCC)が開催され、プロジェクトの実施計画を承認し、公式な事業開始が宣言された。 

  • 日本人専門家とモロッコ側の視学官などが授業観察を行い、授業を行った教員を交えて、授業の優れた点、改善すべき点などを話し合った。 

  • モロッコの小学校算数のカリキュラムについて、学習内容の系統性を分析するワークショップを開催。作成された系統図は補助教材作成のための資料などとして使われる。 

  • 「子どもたちの考え方を活かした授業づくり」をめざして、教員研修が行われた。研修中の模擬授業では、教員が生徒役を演じ、子どもの視点から授業を見ることを体験した。 

  • 女子就学率の改善や小学校卒業後の中学校への進学(小中接続)促進を目指し、学校への交付金を配賦して「学校プロジェクト」とよばれる学校運営改善活動を支援する。写真はその計画策定のためのワークショップ。 

プロジェクトニュース

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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