第4回合同調整委員会(JCC)会合

2019年5月24日、第4回合同調整委員会(JCC)会合が開催されました。2016年3月に始まった本プロジェクトですが、開始から3年余りが経過し、プロジェクト期間も残り1年を切りました。第4回JCC会合では、プロジェクトチームより、これまでの活動の成果と残りの期間の活動について報告を行いました。

本プロジェクトでは、モザンビークの国家戦略の一つである「投資・輸出促進国家戦略(PEPIC)」の策定を支援しています。PEPICの策定は、カウンターパート機関である投資輸出振興庁(APIEX)が調整機関としての役割を担いますが、APIEX以外にも、特定のセクターや地域における投資誘致を担う機関など22のモザンビーク政府機関が関与しています。第4回JCC会合では、PEPICの最新ドラフトがAPIEXにより紹介されましたが、上記関係機関からの参加者により、ドラフト改定にかかる活発な議論が交わされました。

さらに、本プロジェクトでは第三国視察として東南アジアでの投資促進・円滑化のグッドプラクティスを学ぶ研修プログラムも実施しています。2019年2月に実施したマレーシア視察の参加者がワンストップショップ導入の取組みなどマレーシアで得た知見を報告しました。その他、マレーシアの投資促進機関であるMIDAの機能・サービスの中から、今後モザンビークにおいても実施すべきものを、短期、中長期に分類した上で提案が成されました。

第4回JCC会合

第4回JCC会合

第三国視察(マレーシア、2019年2月)

第三国視察(マレーシア、2019年2月)