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「この病院で働くことを誇りに思います」-ロイコー総合病院のビジョンお披露目イベントを開催(2018年5月21日)

2018年5月、ロイコー総合病院で、病院のビジョンを職員に広めるためのイベントが開催されました。
カヤー州はミャンマーで最も小さな州で首都からも遠く、平均的なミャンマー人はとてつもない僻地だと思っています。州内唯一の総合病院であるロイコー総合病院への勤務を望む医師も決して多くはありませんでした。しかし、プロジェクトを通して、地域の患者さんにわかりやすい保健教育の実践や病院スタッフによる業務環境の改善など様々な努力を続けてきた結果、4年間のプロジェクトが最終年に達した今、ミャンマーの医療関係者の間でロイコー総合病院のイメージが大きく変わり、何よりも職員の気持ちがとても前向きになりました。

現在、ロイコー総合病院は「魅力的な病院」を目指しています。その意義を病院の全職員が共有できるよう、病院幹部が病院ビジョンを明文化し、職員全員に伝える一大イベントを企画したのです。

ロイコー総合病院の病院ビジョン

  • 病院の目的
  • 病院の理念
  • 大切にしたいこと
  • モットー

イベント当日、1階の講堂には病院のモットーを印刷した巨大なポスターが貼りだされました。病院の取り組みを紹介する写真もたくさん掲示され、病院の目的・理念を紹介するビデオは終日上映されていました。

イベントには、清掃員や警備員に至るまで約400名の職員が参加しました。会場では、皆がモットーのポスターにサインし、モットーが印刷されたお揃いのジャージを受け取って、ビデオカメラに向かって抱負を語りました。「この病院で働くことをとても誇りに思います」(看護師)、「病院がもっときれいになるよう掃除を頑張ります」(清掃員)などのほか、「このようなイベントに招待されたのは初めて…」と、嬉しさのあまり涙を浮かべる職員もいました。

イベントを指揮し、「職種や配属部署に関係なく、病院中の職員が参加したことにこそ大きな意義がある」と述べる病院長も瞳を潤ませていました。

この日の感動と意欲を日常の実践に結び付けるべく、病院のいたる所に病院ビジョンのポスターが掲示されています。ロイコー総合病院は、日本の病院の取り組みと同じような、総合的品質管理への大きな一歩を踏み出したのです。

本プロジェクトの実施期間も残り半年を切ったところですが、ロイコー総合病院がさらに魅力を増し、カヤー州の他の医療施設、将来的には全国の病院のモデルにまで成長するよう、カンターパートへの支援を続けていきます。

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サインで埋め尽くされた巨大ポスターの前で記念撮影する病院職員とプロジェクトスタッフ

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ジャージをもらって満面の笑みの病院清掃係

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病院の活動写真を見る看護師

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「カメラに向かってメッセージをどうぞ!」

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笑顔で豊富を述べてくれました。

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病院の幹部職員が総出でもりあげました。