林産品による地方ビジネス開発プロジェクト
The Project for Development of the Rural Business with Forest Products in the Kyrgyz Republic
終了案件

- 国名
- キルギス
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 自然環境保全
- 協力期間
- 2015年9月~2019年9月
プロジェクト紹介
キルギスの森林は、旧ソ連時代の非効率な林業経営のため、森林面積は著しく減少していました。その後の植林政策の推進により回復したものの、植林後の保育間伐などが行われず、森林の質が低下していました。同国政府は、森林経営改革の柱のひとつとして、共同森林管理(JFM)を導入し、日本は技術協力「共同森林管理実施能力向上プロジェクト」において、JFMガイドラインを策定しました。この協力では、JFMをさらに普及するため、JFMステークホルダーによる林産品ビジネスのパイロット活動を実施し、全国林産品ビジネス行動計画の策定を支援しました。これにより、JFMを活用した林産品ビジネスモデルの確立を図り、同国の林産品ビジネスの振興に寄与しました。
【上位目標】
JFM を活用した林産品ビジネスモデルが全国で振興される。
【プロジェクト目標】
JFM を活用した林産品ビジネスモデル振興体制が対象の各州で確立し、全国林産品ビジネス行動計画を全国のステークホルダー間で共有する。
【結果】
1)全国の林産品の生産と市場を含む LHsの現況が明確になる
2)JFMを活用した林産品ビジネス活動が、3州で選定されたターゲット LHsにおいて、JFMテナントによって実践される
3)SAEPFのJFMを活用した林産品ビジネス振興に係る能力が向上する