メキシコ循環器学会学術集会への参加

メキシコ国内で有数の観光地であるグアダラハラ市にて、メキシコ循環器学会学術集会が執り行われました(2017年11月2~5日)。この学術集会にて、JICA短期専門家である湘南鎌倉病院の循環器医師の参加のもと、技術チームのメキシコ人医師たちによるプロジェクト・シンポジウム、同短期専門家によるTRI法の歴史についての講演が催されました。

プロジェクト・シンポジウムには朝早い時間から多くの聴衆が集い、技術チームの一員であるメキシコ人医師よりプロジェクトの進捗状況や、現在までに行ってきたメキシコ国内におけるTRI技術の普及状況に関する調査結果等が報告されました。同席したJICA短期専門家からは、「このような(前述の)調査は日本国内でも行うのが難しい。データは宝物です。地道に頑張っていきましょう」といったメンバーへの激励の言葉が伝えられました。続くTRI法の先駆者である同短期専門家の講演には、席に座りきれないほどの聴講者が参加し大盛況でした。

学術集会の会場にはプロジェクトブースを設置し、積極的に広報活動を行いました。TRI法の世界的な権威である短期専門家の参加もあり、多くのメキシコ循環器医師たちへプロジェクトについて強くアピールすることが出来ました。

齋藤医師の講演

齋藤医師の講演

プロジェクト・シンポジウムの様子

プロジェクト・シンポジウムの様子