パソ・レアル橋建設計画

ニカラグアの物流の大半（貨物の68パーセント、旅客の98パーセント）は陸上輸送に依存しています。同国では自然災害の発生頻度が高く、この協力の対象であるパソ・レアル橋は、1998年のハリケーン・ミッチに伴う河川増水によって流失しました。被災後、応急的に設置された一車線の仮設橋は、交通のボトルネックとなると同時に、常に落橋のリスクを抱えていました。この協力では、恒久橋（橋長170メートル）への架け替えおよび取付道路の建設を支援しました。これにより、同国における円滑で安全な物流と経済開発の促進に貢献しました。