2018年経済センサス実施に向けた中央統計局能力強化プロジェクト
Project on Capacity Development for the Implementation of Economic Census 2018
終了案件

- 国名
- ネパール
- 事業
- 技術協力
- 課題
- ガバナンス
- 協力期間
- 2016年3月~2021年3月
プロジェクト紹介
ネパールでは、1958年にネパール統計法が施行され、人口センサスは、2011年までに11回の実績を数えるなど、統計のノウハウと経験は着実に蓄積されつつあります。一方で、経済統計分野においては実施されたことがなく、国内の基本的な経済構造の把握が困難であるため、開発政策を立案する際に大きな障害となっています。この協力では、中央統計局職員が経済センサスおよびその他統計調査を実施するスキルの向上を図りました。これにより、有用な統計情報が提供され、中央省庁や民間企業などの政策、計画、戦略などの立案・実施・モニタリングへの活用に寄与しました。
【上位目標】
中央統計局により有用な統計情報が提供され、中央省庁・地方政府・大学・研究機関・民間企業の政策、計画、戦略等の立案・実施・モニタリングに活用される。
【プロジェクト目標】
中央統計局職員が、経済センサスを実施する能力およびその他統計調査を実施するスキルが向上する。
【成果】
成果 1
中央統計局が経済センサスに関する政府統計の計画、調査実施を行えるようになる。
成果 2
中央統計局が経済センサスにおける集計・審査を行えるようになる。
成果 3
中央統計局が経済センサスにおける結果分析を行えるようになる。
成果 4
中央統計局が経済センサス結果の公表を行えるようになる。
成果 5
中央統計局において事業所リストおよび標本基礎資料を含む統計データベースが整備される。
成果 6
中央統計局の地方出先機関が経済センサス実施のため必要な活動を行えるようになる。
成果 7
中央統計局がライン省庁向けの研修や関係機関との調整を行えるようになる。