ASEAN災害医療連携強化プロジェクト

Project for Strengthening the ASEAN Regional Capacity on Disaster Health Management

実施中案件

国名
タイ
事業
技術協力
課題
保健医療
協力期間
2016年7月〜2021年12月

プロジェクト紹介

近年、世界各地において自然災害発生の頻度が増加し、特にASEANでは多大な被害が生じています。こうした状況の中、ASEANの保健セクターにおいては、2015年以降の優先課題の一つとして「災害医療」を掲げ、取組んでいます。しかし、まだ国レベルにおける同分野の実施能力や地域レベルでの連携体制の構築は十分に進んでいません。一方、日本が1988年から20年にわたり実施した課題別研修「救急・大災害医療コース」に参加したタイは、日本の災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team:DMAT)を参考としたタイ版DMATを設立、2011年のタイ洪水発生時にも活躍しました。今後もタイは、自国の災害医療の体制を強化するとともに、ASEAN全体での災害医療の連携と、災害対応力強化を目指しています。この協力は、タイ保健省およびタイ国家救急医療機関を実施機関とし、災害医療の域内連携の実践訓練、連携ツールの開発、研修の実施等を通じて、ASEAN地域災害医療の連携体制の強化を支援します。

協力地域地図

ASEAN災害医療連携強化プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 第1回地域調整会合(2016年9月):集合写真。案件開始後、初めてASEAN各国と日本の関係者が一堂に会し、協力の内容について共通理解を醸成した。 

  • スタートアップドリル(2017年1月):集合写真。ASEAN各国と日本の災害時医療支援チームが、ロールプレイ形式のドリルを通じて、国外派遣および被災地での多国間調整(連携)に係る共通の経験・理解を得た。 

  • スタートアップドリル(2017年1月):演習の様子。模擬診療でのASEAN各国チームと日本の国際緊急援助隊医療チームとの協働) 

  • スタートアップドリル(2017年1月):模擬診療後の振り返り。演習ファシリテーターを務めた日本の災害医療関係者より、模擬診療での気づきや各チームの改善点について講評を行った。 

  • スタートアップドリル(2017年1月):演習の様子。災害時の医療支援チームの調整所という設定で、国内外から支援に駆け付けたチームの配置計画について検討を行う参加者。 

  • 地域連携演習(2019年11月):開会式の様子。主催国インドネシアで発生した架空の災害(火山噴火)に対して、他のASEAN各国が医療救援チーム(EMT)を派遣して医療救援を行う。ARCHプロジェクトを通じて開発されたASEAN域内のEMT派遣応受手順および関連様式等の検証、被災国の受援メカニズム、EMT活動支援体制の検証が行われた。 

  • 地域連携演習(2019年11月):演習の様子。ASEAN各国医療救援チームによる模擬診療、地元インドネシア・バリのボランティアが模擬被災者役を演じた。1 

  • 地域連携演習(2019年11月):演習の様子。ASEAN各国医療救援チームによる模擬診療、地元インドネシア・バリのボランティアが模擬被災者役を演じた。2 

  • 地域連携演習(2019年11月):演習の様子。災害時の医療救援チームの調整本部で、支援に駆け付けたASEAN各国の医療救援チームに対して情報提供を行う主催国インドネシアの保健省関係者。 

  • 地域連携演習(2019年11月):演習の様子。日本の災害医療関係者による、ASEAN各国医療救援チームの活動内容の確認・評価、運営の支援。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。