8県病院で2回目の新人看護師インターン研修を実施しています

持続可能な保健人材開発・質保証制度整備プロジェクト(DQHP)では、2021年12月より4中央病院、2022年9月より地方8県(ウドムサイ、ルアンパバーン、ビエンチャン、シエンクワン、カムアン、サバナケット、サラワン、チャンパサック県)病院における看護師インターン研修を支援しています。

2023年7月、新たに約70名の臨床指導者が指導者研修を受講しました。保健人材カウンシル看護助産委員会による講義、模擬技術演習、看護過程に関するグループワークを通し、看護師インターン研修への理解を深め、各病院での実施準備の機会となりました。

翌月より県病院において、2回目の看護師インターン研修が開始され、約85名の研修生が臨床指導者の指導のもと、日々研修に取り組んでいます。

9月には、看護助産委員会および中央病院臨床指導者らが、研修実施状況を把握するため各県病院を視察しました。また、視察に併せて協力病院間の経験共有・情報交換会議を地方開催しました。会議では、各県病院から好事例や工夫したことに焦点を絞ったプレゼンテーション、各臨床研修部署での指導体制に関するグループワーク、それらを基にした活発な意見交換が行われ、互いに学び合う機会となりました。また、本会議と併せて、研修機材の譲渡式典を開催しました。

プロジェクトは本年12月で終了しますが、引き続き多くの若い看護師たちが専門職としての知識・技術・態度を向上させ、質の高い保健医療サービス提供者となってくれることを期待しています。

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修了証を手にした臨床指導者らと集合写真

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指導者役、研修生役に分かれての模擬技術演習

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技術演習を視察中

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研修生へインタビュー

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病棟における指導体制について話し合う臨床指導者たち

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病棟における指導体制を発表

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機材譲渡式典

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各県病院からプロジェクトへの感謝状