看護師インターン研修に係る臨床実習指導者研修(TOT)が実施されました
ラオス持続可能な保健人材開発・質保証制度整備プロジェクト(PJ)では、医療従事者の免許登録制度を確立すべく、その一つとして、看護師インターン研修の創設を支援しています。
8月19日、20日、25日、26日の4日間、首都ビエンチャンにおいて、5つの中央病院(マホソット・セタティラート・ミタパープ・母子保健・子供病院)を対象とした看護師インターン研修に係る臨床実習指導者研修(TOT)が開催され、保健省、保健科学大学、および各病院の関係者ら約50名が参加しました。
本研修では、実際に研修生を指導する各病院の実習指導者に対して、看護師インターン研修の概要、看護コンピテンシー、研修カリキュラム、評価表および評価方法等についての講義および演習が行われ、参加者は強い関心を持って受講しました。研修最後には、看護助産委員会から、2年間にわたり看護師インターン研修に携わって来た尾白専門家に対して、功績賞が贈られました。
なお、今後は、各病院が看護師インターン研修実施に係る各々のアクションプランを作成し、研修が開始される予定です。
講義中の参加者の様子
日本からの講義の様子
実際に貸与する全身マネキンを使用しての実習風景
グループワークの様子
看護助産委員会から功績賞を授与される尾白専門家
臨床実習指導者研修修了証を手にする参加者